2022-02-042022-02-04
マンションの購入を相談するのは、不動産会社やファイナンシャルプランナーであることが多いでしょう。
私も初めてマンションを購入した時に相談したのは、不動産会社とファイナンシャルプランナーでした。
しかし、不動産会社もファイナンシャルプランナーも仕事なので、良いこと話しかしないのが現実です。
決して嘘の話ではありませんが、やはり買ってもらうのが目的なので、あまり不利になるような話はしませんよね。
そこで、今回は独学ではありますが、10年以上不動産の勉強をして、一般消費者である私がマンション購入に悩んでいる方に情報や経験談をご紹介します。
- ■マンションは新築が良い?中古はダメ?
- ■新築マンションのメリット・デメリット?
- ■中古マンションのメリット・デメリット?
- ■(まとめ)どっちが良い!?新築マンションと中古マンションのメリット・デメリットとは!?
■マンションは新築が良い?中古はダメ?
マンションの購入と考えると、新築マンションを思い浮かべる人も多いでしょう。
たしかに新築の方が、新しいしキレイだし誰もが憧れますよね!
しかし、新築が良くて中古がダメということではありません。
新築だとしてもメリットだけでなく、デメリットもあります。
中古の場合もデメリットだけでなく、メリットもたくさんあります。
新築と中古マンションのポイントを知ることで、幅広く物件探しをすることができると良いでしょう。
■新築マンションのメリット・デメリット?
高額な買い物のマンションを買うなら、新しくてキレイな新築マンションに憧れますよね。
新築マンションの良いところ・悪いところ明確にして、物件選びの判断をできるようにしましょう!
〇メリット
- 新しくてキレイ。誰も住んでいない
- 最新設備を使っていることが多い
- 管理費と修繕費が安いことが多い
- 資産価値の高さと住宅ローンが通りやすい
〇デメリット
- 新築プレミアムとして割高な価格設定になっている
- 建設完成前で実物を見ないまま購入を決めることがほとんど
- 新築価格から数年後の値下がり率が高い
- 再開発エリア以外で超駅近物件を探すのが難しい
大きな特徴としてメリット4つ・デメリット4つをご紹介しました。
まずメリットを分析しますと、キレイで新しい、最新設備というのはイメージがつきやすいところです。
管理費と修繕費については、マンションの築年数と共に価格設定が高くなっていくことがほとんど。
そのため新築であれば、安い価格設定となるので、毎月の支出にも優しいでしょう。
そして、最後に資産価値の高さと住宅ローンの通りやすさがポイントになります。
なんで?新築に関係ある?と思う方もいるとは思いますが、資産価値は築年数を大きく関わるので新築という時点で資産価値が高いです。
また住宅ローンも資産価値が高い物件であれば、金融機関としてもリスクが低いと見なされるので住宅ローンが通りやすくなります。
古い物件よりも新しい物件の方が、この先40年、50年と価値のあるものなので、金融機関としても安心感があるからです。
■中古マンションのメリット・デメリット?
物件を探す時に中古マンションを、選択肢から除外してしまう方もいますが、メリットもたくさんあるんです!
中古マンションは買い方次第では、良い条件で資産価値の高い物件を手にすることができます。
〇メリット
- 相場に合った価格設定または割安な物件を狙うことができる
- 実物の建物や室内を見て購入することができる
- 築年数によっては値下がり率が低く、資産価値を有効活用することができる
- 超駅近物件も市場に出回っている
〇デメリット
- 物件によっては古くて損傷があり、リフォームが必要な場合がある
- 設備が最新ではない
- 築年数が古くなると管理費や修繕費が高くなる
- 築年数が古いと住宅ローンが通りづらい場合がある
中古マンションのメリット・デメリットをご紹介しました。
中古物件の度合いは、ほぼ築年数で決まると言っても過言ではなく、それによってポイントも変わってくるでしょう。
築1~5年はほぼ新築物件と同様であり、新古物件とされる括りです。
築6~10年は築浅物件とされており、価格が落ち着き始める段階であることと、新しさもあるため人気のパターン。
築11~15年は築浅に近い部類であり、割安な価格やキレイな物件を探すことも可能です。
築16~20年になると、中古物件としてリフォームが必要な場合がでてくるところでしょう。
築20年以降は価格の値下がりも非常に緩やかで、資産性で大きな損をする心配を軽減することができます。
リノベーションやリフォーム済みで、価格が割高になっているものもあるので気を付けて判断しましょう。
このように中古マンションは、築年数で特徴が大きく変わる一面があります。
管理費や修繕費を始め、築年数が古くなると物件自体の価値が下がるため、住宅ローンが借りにくくなる場合があります。
■(まとめ)どっちが良い!?新築マンションと中古マンションのメリット・デメリットとは!?
新築マンションと中古マンションも、それぞれの特徴を活かして良し悪しがあります。
特に、中古マンションの場合は、物件の選び方ひとつで資産価値や住まい環境なども変わってくるでしょう。
新築マンションと中古マンションのメリット・デメリットを知っているだけでも、物件選びがしやすくなりますね!