最近、水道水が臭いな・・・と感じている方が多いです。
カルキ臭やカビ臭、薬品臭などさまざまですが、なぜそのようなことが起こるのか?
また、令和4年4月より、水道水の農薬規制が緩和されました。
大きく公表はされていないので、知らない方が多いかもしれませんが、実際はどのようなことなのでしょうか?
今回は、水道水の臭いや安全性などご紹介いたします。
■水道水が臭い!よくある原因とは
水道水が臭い時に感じるのは大きく分けて7つ。
- カルキ臭や塩素臭
- カビ臭
- 藻のような臭い
- 生臭い
- 鉄や錆のような臭い
- ドブや下水臭
- 薬品臭
それぞれの原因や対処法を見ていきましょう。
・カルキ臭や塩素臭
通常の水道水は、病原菌で汚染されないように消毒されているので、残留塩素が残っています。
水道水の遊離残留塩素濃度は、水道法の規則により0.1mg/L以上と決まっており
水の中にいる雑菌を死滅させる作用があります。
そのため水道水には、常に塩素があるので、タイミングによって強く臭いを感じてしまうことがあるようです。
主には、起床時や気候、体調によってもカルキ臭や塩素臭を強く感じやすい時があるでしょう。
★解決策
一番良いとするのは、1度沸騰させることで塩素臭だけでなく残留塩素も軽減できます。
また冷やして飲むことで塩素臭を軽減することが可能です。
・カビ臭
夏場によく起こりやすいカビ臭。
河川の水温が上昇してくると、藻類や菌が異常繁殖してカビ臭を起こりやすくする場合があります。
大雨の後も同様にカビ臭や土臭が起こりやすい場合があります。
★解決策
各地域の浄水場で浄水処理をし、水が腐っているわけではないので、衛生的には問題ありませんが、気になる方は市販で売られているペットボトルの水や、ウォーターサーバーをおすすめします。
・藻のような臭い
マンションでよく起こる現象ですが、貯水タンクの管理がしっかりされていないと、タンク内に藻ができてしまっているケースがあります。
★解決策
長時間続く場合には、マンションの管理会社に相談しましょう。
特に築年数の古いマンションで小規模貯水槽の場合は、水道法の適用外となり管理体制が行き届いていない場合もあります。
・生臭い
季節の変わり目によくある現象ですが、河川の水流と雨水により、底部分の生臭い水を押し上げてしまう場合があります。
★解決策
こちらもカビ臭と同様ではありますが、各地域の浄水場で浄水処理をし、水が腐っているわけではないので、衛生的には問題ありません。
ただし、気になる方は市販で売られているペットボトルの水や、ウォーターサーバーをおすすめします。
・鉄や錆のような臭い
水道管に長く留まっていた場合に起こりやすい現象になります。
または配管の劣化なども1つの要因であり、古い建物が要注意です。
★解決策
しばらく水を出して改善すれば、一時的な現象です。
ただし、長期的に続く場合には配管の問題があり、ウォーターサーバーなどに気に変えた方が良いでしょう。
・ドブや下水臭
配管は一部水の貯水により、下水などの臭いが入ってこないように止めています。
長期的な影響が続いていると、衛生面的にも良くありません。
★解決策
水をある程度流して改善すれば良いですが、天候などに関係なく日常的に続くようであれば、管轄の水道局に確認してみると良いでしょう。
・薬品臭
建物の工事上、配管部分に接着剤を使用するケースがあります。
特に新築物件の場合は、水の使用量が少ないため、薬品臭やシンナー臭を感じることがあるでしょう。
★解決策
基本的には使用している期間と共に、臭いはなくなります。
それでもなくならない場合には、現場の調査が必要になることもあるでしょう。
■水道水の農薬規制緩和でなにが変わった?
日常の水道水の臭い以外にも、気になる問題が1つ。
実は令和4年4月1日から、水道水の水質基準の改正が始まっています。
皆さんご存知でしたでしょうか?
日常の水道の問題なので、大々的に公表してもらいですが、なかなか難しいのでしょうか・・・。
厚生労働省のホームページにて資料が公開されていましたので、より具体的に知りたい方はこちらをご覧ください。
引用:水道水質基準について
簡潔に言うと、「水道水に入っている農薬を、目標値の濃度を超えないようにしましょう」という、この目標値の濃度を改正したということです。
決して農薬をいれますよということではありませんので、勘違いしないようにしてください。
今回の改正により何が変わったかと言うと、
・ホスチアゼート0.003mg/L→0.005mg/L (緩和)
・クロロピクリン0.003mg/L – (新規)
・ウニコナゾールP 0.04mg/L→0.05mg/L (緩和)
・イプフェンカルバゾン 要検討農薬類→対象農薬リスト掲載農薬類(強化)
・オキソン体 -→検査対象に(新規)
緩和されたものと新規で規制調査に入るものもあるので、+-0といったところですが、緩和する必要はなかったのではという印象です。
今回の改正により、水道水が飲めなくなるとうことはなさそうです。
が、それよりも気になるのが「残留塩素の基準値」です。
こちらは消毒の問題上、残留塩素濃度を0.1mg/L以上にするという規制があります。
こちらは、最低でも0.1mg/Lで上限は指定されていません。
実はこれ世界とは真逆の基準なのです。
個人的にはこちらの方が心配なんですよね・・・。
水道水の日常的な臭いの問題や水質の不安などから、やっぱり安心できる水を飲むようにしたいですよね。
飲み水だけでなく、料理に使う水も気をつけたいところです。
どうせ飲むなら安心できて、健康にも良い水が良いですね!
定番ではありますが、ウォーターサーバーや浄水器などを活かして、安心できて健康的な水を飲むようにしましょう!
■オススメできるサーバー&ペットボトル
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健康を兼ねて飲む水としていかがでしょうか?
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■(まとめ)水道水が臭いのはなぜ!?飲まない方がいい?安心できる水を飲もう!
水道水の臭いが気になったら、原因別に対処をしてみましょう。
なかなか解決できない場合は、配管や施工の問題もあるので確認が必要です。
また、定番のウォーターサーバーやミネラル豊富な水を取り入れることも良い方法だと思います。